軽い気持ちで作った借金や、どうしても必要で作った借金など、借金にもさまざまな借金がありますが、借金を返せなくて困っている人が多くいます。
あなたは借金を返せずに困っていませんか?
借金を返せないままの状態が続くと、どんどん悪い状況に陥ってしまいます。
この記事では、借金が返せない!そんな時にまず考えることを紹介します。
目次
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現状を把握しましょう!返済計画を立てましょう!
借金を返せない人がまず考えるべきことは、現状の把握と具体的な返済計画です。
借金を返すのに苦しんでいる人の中には、利息の返済すら苦しい人も多いでしょう。
利息が返せないと元本もなかなか減りません。借金が減るどころか増えてしまうこともあります。
そのような状況にならないためにも、借金が返せなくなった時にこそ、具体的な返済計画が必要になります。
具体的な返済計画を立てるには、現在抱えている現状の把握して整理することから始めましょう。次の手順で考えるとスムーズに進めることができます。
1.借金を洗い出しましょう
どこから・誰から、どれくらいの借金があるのか?すべて洗い出します。
複数の借金がある場合は、すべて洗い出しましょう。
住宅ローンやカードローン、リボ払いなど、返済しなければいけない債務のすべてが洗い出しの対象です。
2.借金している総額を計算しましょう
洗い出した借金を合計した、借金の総額を計算しましょう。
ここで計算するのは元本にあたります。
なお、貸金業者などは総量規制という法律に従って、年収の1/3までしか借金をさせてくれません。
無理なく借金を返済できるのは、年収の1/3程度だと考えられています。
3.毎月の利息を計算しましょう
それぞれの借金で毎月支払わなければいけない利息を計算しましょう。
複数の借金がある場合は、毎月支払わなければいけない利息の総額も計算しておきましょう。
4.毎月の生活費を計算しましょう
毎月の生活に必要なお金の計算をしましょう。
家賃、電気代、水道代、携帯代などの固定費はもちろん、食費なども忘れてはいけません。
過去半年くらいを振り返って、実績を把握すると良いでしょう。
なお、生活費を計算する中で、無駄遣いしている費用があれば、減らす努力をしましょう。
5.毎月の返済可能な金額を計算しましょう
毎月の収入から生活費を差し引きます。
この金額が借金返済に可能な金額です。
6.具体的な返済計画を考えましょう
これまでに把握・計算した結果をもとに、毎月の返済計画、借金がすべて返し終わる完済までの計画を立てましょう。
しかし、現状を把握すると、そもそも借金の返済が難しいことが明確になる場合もあります。
そのような場合には、借金の借入先に対して、返済計画の相談を持ち掛けることが大切です。
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返済条件を相談しましょう!
借金を返すのが難しい場合、借金を借りている人に返済条件について相談することが大切です。
銀行などの金融機関から借金しているならばその金融機関に、カードローンや消費者金融から借金をしているならばその貸金業者へ、友人や知人から借金をしているならばその友人・知人へ、それぞれ相談しましょう。
友人・知人からの借金であれば、返済をしばらく待ってくれることもあるでしょう。
実は、金融機関や貸金業者も同様で、借金返済が難しくなった人からの相談があれば、返済条件の変更などに応じてくれる場合があります。
返済されないまま焦げ付くよりは、柔軟な対応をして返済してもらうことが得策だからです。
金融機関や貸金業者に返済計画を相談するときには、自分で作った返済計画を持参する方法もあります。
しかし、相手は債務者を相手にした商売のプロですから、あなたにぴったりの返済計画を提案してくれるでしょう。
重要なのは、借金の返済が苦しく感じたときに、自分から相談に向かうことです。
利息の延滞や滞納が発生するより前に相談する場合と、後の場合とでは、金融機関や貸金業者の反応が全く異なります。
あなたの現状や返済の意思を説明することによって、返済期間の延長や、利息の軽減など、返済の負担を減らす方法を提案してくれることもあります。
新しい借金はできなくなるなどのデメリットはありますが、借金で苦しまないようにするためには、怖がらずに、面倒くさがらずに、返済条件について相談しましょう。
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返済できない場合は債務整理を考えましょう
返済条件を相談しても、借金が返済できないなどの場合には、債務整理を考えましょう。
債務整理とは、合法的に借金を減らす手段で、過払い金請求、任意整理、個人再生、自己破産があります。
過払い請求とは、法定金利を超える利率で借入していた借金がある場合、その超えていた利率分の金額を返してもらうよう請求することです。
過払い請求は、返済を開始してから10年後が時効なので、心当たりがある人は早めの対応が必要です。
任意整理とは、交渉によって利息や遅延損害金を支払を免除してもらい、借金総額を減らしたうえで返済を続ける方法です。
任意再生は、金融機関や貸金業者との交渉になり、裁判所は介在しません。
一方で、個人再生とは、裁判所を通して、借金の借り先に対して借金減額を請求することです。
手間暇がかかりますが、認められれば借金の大幅な減額が可能です。
最後に、自己破産とは、裁判所に認められると、借金全額が免除されます。
ただし、財産を放棄する必要があったり、警備員などの仕事ができない就業の制限があったり、大きなデメリットがあります。
債務整理は、個人で申請・手続きすることも可能です。
しかし、複雑な手続きや法律に従う必要があるため、多くの場合、弁護士や司法書士に依頼して行います。
借金で困ったことがある場合は専門家に相談しましょう!
借金が返せなくなってしまった!など、借金について困ったことがある場合には、ぜひ弁護士などの専門家に相談しましょう。
弁護士のなかには借金問題を専門に活動している人が多くいます。初回の相談料が無料の人も多くいます。
また、法テラスを利用するのもおすすめです。
弁護士への相談料が無料で行えます。
また実際に弁護士に依頼する場合には、費用の立て替えも行ってくれます。
借金の苦しみが続かないように、できる限り早く、専門家に相談しましょう!
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生活の立て直しを図りながら、あなたに適した返済方法を見つけよう
いかがでしょうか?借金の返済に困ったときに、まず何をすれば良いかわかっていただけたでしょうか?
まずは、現状を把握しましょう。
そして、自分でまず返済計画を立てたうえで、返済が苦しい場合は返済条件を相談したり、債務整理を考えましょう。
その時に強い味方となるのが、弁護士などの専門家です。借金が返せない苦しみから、早く逃れられることを祈っています。
【必見】借金で苦しみ自己破産すべきかどうか悩んでいる人へ




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