

借金をして返済が遅れ続けると怖い借金取りが自宅に押しかけてくる、そんなイメージありますよね。
今の法律では正当な理由がない限り借金取りの自宅訪問は禁止されているので、普通に返済をしていれば借金取りが理由もなくいきなり自宅訪問することはありません。
では自宅訪問するケースってどんな場合でしょうか?またその場合どのように対応したらいいのでしょうか?
目次
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借金取りは自宅訪問していいの?
借金取りの自宅訪問は原則禁止されています。正当な理由がなければ自宅まで取り立にいってはいけないのです。


借金取りが自宅訪問ができる場合
借金取りの自宅訪問できるのは債務者(借金している人)と「連絡が取れない」場合です。
何度電話しても電話に出ない、督促通知状(書面・手紙)を出しても返事がない、もしくは届かない場合などです。
金融会社の担当者が住所確認の意味で自宅訪問することがあります。さらには自宅で本人を確認できな場合、勤務先へも連絡することがあります。
実際正当な理由に関しては、厳密な法的解釈がないのですが「一切連絡が取れない場合」自宅まで借金の取り立てが来ます。



連絡が取れていれば借金取りは自宅訪問しない
借金を期日までに返済をしないと電話が掛かってきます。それに出ないいると次に督促状(手紙)が送られてきます。
それも何度も無視していると自宅訪問という流れになります。
もちろんいくら取り立てを無視しても自宅訪問しない金融会社もあります。ただしそのうち裁判を起こされる可能性があるので結局は無視できません。
金融会社に連絡をしていれば原則自宅訪問はされません。返済期日が遅れていても「◯◯日までにはなんとか返済します」といっていれば大丈夫です。
もし返済がどうがんばってもできないようであれば債務整理を考えなければなりませんね。
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借金取りが自宅に来たときの対応方法は?


借金の取り立てで正当な理由がなく自宅訪問することは法律で禁止されていますが、「いつまでも連絡が取れない」ときに借金取りが自宅にきます。そのときどう対応すれば良いのでしょうか?
返せるなら・今後も返済を続けるなら出て対応する
もし少しでもお金があって今後も返済をするのであれば出て対応しましょう。金融会社としてはぎりぎりまで交渉して手元にあるお金をなるべく多く取り立ててきます。1,000円でも取り立てるでしょう。
ただここで注意しなければならないのは、ここで借金があるとことを認めわずかでも返済をすると借金の時効がとまります。今後も返済し続ける覚悟が必要です。
もし完全に借金返済ができず時効の成立を目指すなら居留守を使う方法もあります。
居留守をする
居留守をする方法もあります。
静かにじっとしてれば借金取りは帰ります。ただまた訪問してきます。居留守をしても二度・三度と訪問してきます。そしていつか裁判まで発展します。
そのプレッシャーに耐えられるなら居留守を続けるのもいいでしょう。もしダメなら弁護士入れて債務整理を考えましょう。
弁護士に相談する
借金取りが自宅にきているというのは、相当な期間返済が届こっている状態です。
そして返済の目処が立ってない状態なはずです。
このまま5年〜10年逃げ切って時効を目指す方法もありますが、金融会社も法的措置をして時効を止めたりしてきますので現実難しいです。
またいつまでも借金取りから追われ居留守を続けていると社会復帰が遅れます。
そこまで追い込まれた状態なら法律の専門家に相談して今後の方針を決めましょう。
一度、二度の居留守はできますが、いつかなんとかしなければなりません。

違法な取り立てなら警察に相談
金融会社からの連絡を無視し続け借金取りが自宅に来ることになっても何をしてもいい、とうことではありません。
違法な取り立てに該当するなら警察に相談しましょう。
21時から8時の深夜・早朝に訪問
深夜・早朝の訪問は禁止されてます
周りに連絡する
借金している本人以外(家族・友人など)への連絡は禁止です
貼り紙や看板の設置
「金返せ」とか「借金滞納中」といった貼り紙・立て看板はダメです。
他から借りて返済させる
「他から借りて返済しろ!」はダメです。「家族にお願いしろ」もダメです。
弁護士に委任しているのに債務者本人への取り立て
すでに借金に関して弁護士に依頼して通知が行っているのに債務者本人に取り立てしてはダメです。
このように借金取り立てにも厳しいルールがあります。
もしこのルールを破った取り立てをするようなら警察や弁護士に相談しましょう。その際証拠があるとよいので録音・録画・紙面の保管などしておきましょう。
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