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就職における「身元保証人」についてのイロハ

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書類選考・面接で高評価を得て、めでたく採用を勝ち得た後、就職先の企業から一定の書類提出を求められます。

登録シートや給与振込先口座指定、他にも様々な書類の準備が必要となりますが、その中に「身元保証人」を明示する「身元保証書」を作成するように、との指示が多くあります。

では、この「身元保証人」や「身元保証書」とは何でしょうか。就職や就労は本人の問題なのに、なぜ身元保証人が必要なのでしょうか。

この記事では「身元保証人」が何かについて見ていくとともに、どのような人に身元保証人を頼めばよいか、また、適当な身元保証人が見つからない場合はどうすればいいのかについて見ていきます。

 

「身元保証書」「身元保証人」とは何か

それではまず、身元保証書について見ていきます。

身元保証書は、身元保証人が負うべき責任や期間、損害賠償責任について書かれている書類です。そこに身元保証人となる者が記名捺印をすることで、就職する者の身元保証人となります。

その「身元保証書」についてやっかいなのは、「必ずしも提出を求められるものではない」こと、また「身元保証書記載内容に規定がなく、各社によって異なること」です。

つまり、会社によって「身元保証人」に求める保証の範囲から内容まで違うこととなりますし、それどころか身元保証人を必要としない場合もあります。

 

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身元保証人に求められるもの

身元保証人はその勤め人の身元を保証するものです。

採用はしたものの、その勤め人の資質やバックボーン全てを企業がいきなり知るわけではありません。勤め人が故意のトラブルを起こし、そのために企業が不利益を蒙るというリスクを軽減するために、身元保証人を設定します。身元保証人は安全弁の役割となります。

当然、トラブル時には勤め人だけでなく身元保証人にもその損害賠償責任が発生します。

そのため、身元保証人は損害賠償責任を負う能力を有している必要があります。具体的には「独自の収入があること」が身元保証人の条件となっているケースが多く見受けられます。

また、世帯が同一だと収入支出が一括管理されていることが多いためリスクの分散とならないことから、「同一世帯を除いて身元保証人を設定する」ケースや、リスクのさらなる軽減のため「複数名を身元保証人」とするケースもあります。

身元保証人の負う責任

身元保証人の負う責任等について、詳しくは「身元保証に関する法律」で定められています。

身元保証人の期間

身元保証人の期間には制限があります。
指定がない限りは3年、指定がある場合は最長5年となっており、5年を超す取り決めや自動更新は無効となります。

身元保証人への通知および身元保証人の解除権

会社側が勤め人に対して、業務に不適任な事実を確認したとき、あるいは転勤等で勤め人と身元保証人との接点が薄くなりその「保証」が難しくなる場合は、会社は身元保証人にその事実を伝える必要があります。

その事実よりこれ以上の身元保証が難しいと身元保証人が感じた場合は、それを解除することができます。

身元保証人の損害賠償範囲

トラブル発生時に、身元保証人は勤め人とともに損害賠償責任を負う必要があります。

ただし、「借金の連帯保証人」のように、当事者に能力がない、あるいは責任を放棄すれば全ての責任が身元保証人にかかるわけではありません。

もし賠償の責任範囲について裁判となった場合は、会社側の過失や身元保証の経緯等に応じて、身元保証人の責任の範囲を小さくすることが出来ます。

 

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身元保証人に適した人は?

前項では身元保証人について触れましたが、では、誰に身元保証人をお願いすればよいのでしょうか。

会社によって身元保証人の条件が異なるため、一概には言えないのですが、以下の順番でお願いするのが一般的と言われています。

  • 両親
  • 兄弟姉妹
  • 祖父母、親戚
  • 友人

上記に従えばまず血筋として濃い方から順にお願いし、最終的に誰もいなければ友人、ということになります。これは、損害賠償責任を伴う可能性がある身元保証人に、他人となる友人にはお願いしづらいという事情があるためです。

身元保証人の条件に合致するのであれば、まずはご両親に頼むのが確実です。ご両親が退職されているため収入がなく、そのため身元保証人の条件に合致しないようであれば、兄弟姉妹、親戚と「下る」形を取ればよいでしょう。

 

身元保証人が見つからない場合は?

現在は核家族化が進み、顔見知りの親類縁者も減っている時代となっています。

では、すでに両親が不在で、頼りになる親戚もいない方はどうすればいいのでしょうか。

実は私もその経験があります。

すでに両親が不在かつ連絡を取り合っている親戚も不在の状態で、転職先に身元保証書の提出を求められました。どうしても提出せねばならないとのことで、多くの友人知人に声をかけたのですが、やはり上手く了承を取り付けることが出来ませんでした。

決まらない時期はひょっとしたら内定も取り消しになるのではないかと大きな不安を抱えた覚えがあります。

このケースの場合、私は遠方の友達からなんとか身元保証人となる了承を取り付けることができました。ただ、これは偶然の産物でしたので、その当時は「保証人代行サービス」の利用を考えていました。

「保証人代行サービス」とは、サービス提供者に一定の費用を払うことで、文字通り保証人代行となってもらうサービスです。

ただし、就職・転職活動中でその「一定の費用」が重荷となるケースもあります。

また、サービス提供者に多くの情報を与え、保証人代行になってもらうことに抵抗がある方も多いでしょう。あくまで「他にお願いできる方がいない場合」の措置と考えた方がよいでしょう。

 

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まとめ

以上、身元保証人についての記事でした。

前述の通り、身元保証人には一定の責任・損害賠償責任が発生するため、友人であってもおいそれと頼みにくいものになっています。

似たように考えられている「連帯保証」が断りのない限りは無限責任であることから、「身元保証」も無限責任と危惧される方も多く見受けられます。

各社によって、「身元保証人」の有り様やその期間、損害賠償責任の内容等は様々ですが、その内容をもって友人を説得しようとしてもうまくいかない事が多いでしょう。また、あまりに強行にお願いすると、友情が壊れてしまう危険性があります。

 

身元保証書は入社には必要な書類ではありますが、友情を壊してまで得るものではありません。

身元保証書の提出を求められた場合は、まず条件を見てその条件内でお願いする方を探す。もしお願いすることが難しいようであれば、就職先にその旨を告げて必ず必要となるものかを相談する。必要となった場合は、就職先と相談の上保証人代行サービスを活用する。

当然の流れではありますが、この流れに沿って速やかに行動しましょう。

 

【まずはこの実話から】

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